2012年05月18日

東大からニー大までいけてる日本のプログラマ

redcode.jpg

 ニー大って何大学?と思うでしょうが、答えは30行くらい下に!

 60%の人間はプログラミングの素質がない

という記事が注目されてますね。いわゆる理系と言われる才能とプログラミングの才能はちょっと違うなと多くの人が直感していると思うのですが、なんかその答えのような気がします。

 さて、そのプログラミングの才能のある人の中でもさらに天才プログラマと呼ばれる人たちがうごめくサイトをご存知ですか。「TopCoder」と言うサイトでは、日々世界のプログラマ達が互いの能力を競っています。その中でも特に優秀な人は赤字で示され、RedCoderと呼ばれています。なんかいかにもヤバい感じの称号です。

 世界の天才プログラマが争う凄いサイト

に読みやすい紹介記事があるので、合わせてどうぞ。

 この世界で日本はかなり存在感があります。まずこれを書いた2012/5/18の時点でトップ10に日本人が二人(6位 lyrically, 9位 wata)。RedCoderは現在284名ですが、そのうち日本人は約1割の26名です。国別ランキングだとロシア、中国、ポーランドに次いで四位(その後はウクライナ、アメリカ、ベラルーシ、韓国と続きます)です。
 
 そして学校別ランキングではなんと東京大学が堂々の一位です。日本の学校を抜き出してみると、
1 University of Tokyo
16 Kyoto University
49 Osaka University
61 Tokyo Institute of Technology
65 Tohoku University
79 University of AIZU
89 Nada High School
104 Japan NEET University
109 Kurume National College of Technology
となります。

 89位に高校から灘高校がランクインも目を見張りますが、注目はなんといってもその次、
104 Japan NEET University
でしょう。日本ニート大学。ニー大! もちろん実在しませんが、誰かがそう入力して始まったのでしょう。大学に行ってなくたって、堂々の日本日本8位、世界104位! ものすごい実力です。

 こういうシャレの効いた学校名が日本以外に入っているか私には分かりませんが、とても日本的だなあと思います。普通なら一匹狼と分類されるところ、面白い名前つけて広い裾野の部分を取り込んで、その実力を日本8位、世界104位と示すあたり、多様の時代の実態を見事に表しています。ニコニコ学会で野生の研究者がその実力を発揮するのに似ています。

 東大からニー大まで立場は違えど今後もみんなで切磋琢磨してどんどんアルゴリズムの力をつけて欲しいと思います。優秀なアルゴリズムが必要とされる課題は山のようにあります。そんなとき、まず課題に対する理解が重要で、どんなに優秀でも一般のプログラマでは太刀打ちできないこともあります。私自身、プロのプログラマではありませんが、リアルタイム画像処理という非常に特殊な分野でアルゴリズムを開発し、自分でコードも書いています。特殊な分野はそもそもその分野を理解するのにコストがかかるので、アルゴリズムができる人に来てもらうのが大変です。しかし、その二つが揃わなければ課題は解けません。そのために未解決な問題は無数にあります。一人でも多くの人がアルゴリズムの力をつけてそれぞれの分野に入り込んで行けば、どんどんイノベーションが起こることでしょう。

 プログラマじゃない人のための日曜大工ならぬ日曜アルゴリズムなんて分野ができると良さそうですね。
posted by 産業創出ネットワーク at 10:00 | TrackBack(2) | 記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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