2012年07月06日

圧縮空気によるエネルギー革命前夜〜今日の常識は明日の非常識〜

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 世紀の大発明ですね、これ。

 「電力網の再発明」を狙う、少壮の天才女性科学者

 霧を混ぜた圧縮空気に余ったエネルギーを貯めて必要な時に取り出すという装置です。圧縮空気にエネルギーを貯めるという手法は遥か昔からあるのですが効率が悪いなどいくつかの問題があり、余り普及していません。霧を混ぜることでそれらの問題を回避し、プロトタイプにして70%もの効率を実現したということです。もうそのまま商品化でいいレベルです。規模も小さくて問題なさそうなので、各家庭や地域に入れられそうです。

 このように私たちを取り巻くエネルギー環境を根本的に変えるような「事件」が今次々と起こっています。とんでもない頻度です。恐らく10年後には今日のエネルギーに関する常識の多くは非常識になるでしょう。他にも次のようなものがあります。

 ・先月中旬新潟県沖に大規模な油田が発見されました。またメタルハイドレードという新エネルギーも発見されていて実用化に向けて努力が続いています。エネルギーではないですが、日本の領海でレアメタルも大量に見つかったとのこと。もはや「資源のない日本」ではありません。自国に安定したエネルギーがあるということは、世界との関わり方も大きく変わるでしょう。

 ・先日東芝がアメリカに大気にCO2出さぬ火力発電所を建設すると発表しました。

 大気にCO2出さぬ火力発電所 東芝開発、米で建設へ

 これなら温暖化にも配慮されていますね。東芝と言えば原子力発電の国内大手ですが、しっかり他の技術にも取り組んでいるようです。今回はこれを紹介しようと思ったところ、冒頭のものすごいニュースが飛び込んできました。これ石炭でもできないんですかね。そしたら水も出ないし。

 ・眠れる熱エネルギー ”エクセルギー”! で省エネ革命 でも紹介したNHK クローズアップ現代での眠れる熱エネルギーを活用せよというテーマの中で、
 ドイツは経済成長しながらエネルギー消費を減らしています。むしろエネルギー消費を減らすことこそが、成長の源泉になってるわけですね。

という事例が紹介されています。省エネで景気対策という新しいパラダイムが産まれているのです。他にも波動エンジンや、尿から水素を抽出など、ここでも様々な取り組みを取り上げてきました。

 ・太陽電池・小規模水力発電・地熱発電・風力発電など様々な自然エネルギー発電の買い取りが7月に始まりました。これらの資源の中には不安定という欠点を持つ物がありますが、冒頭のようなエネルギー貯蓄システムが実用化されれば一気に利用しやすくなります。

 ・エネルギーの貯蓄については、以前も紹介した通り、ハイブリッド車などから出る中古バッテリーを家庭の蓄電に再利用するなど、他の方法での実用化も見えて来ています。

 こういったエネルギーに関するニュースが、今どんどん増えています。明らかにターニングポイントが見えてきました。日本にはエネルギーの自給率が100%を超えているエネルギー永続地帯と呼ばれる地域があるそうです。これからどんどん増えることでしょう。エネルギー革命はじきに起こります。目が離せないですね!


posted by 産業創出ネットワーク at 10:00 | TrackBack(2) | 記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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