そんなくだらないことにお金使って、と簡単に言いますけど
簡単に人の生活や趣味嗜好を断罪できないよね。自分のお金の使い方、くだらなくないなんて言い切れない。漫画なんて1回読んだらもう内容わかっちゃうんだからいいじゃんていう人も、そんな高い靴買わなくていいじゃん似たようなのたくさんあるんだからっていう人も、また新しいケータイ買うの?って人もいると思うもの。自分がわかんないものをくだらないって言っちゃうのこわい。1つを「くだらない」って言い切っちゃうとどんどん広がってく気がする。この話子供の頃からずっーと不思議でした。でも今は少しわかって来た気がします。
生活必需品あるいは「絶対くだらなくないもの」として買わなければならないものが、多めに考えて国民一人あたり年間200万円とすると、人口1億2000人として国全体で240兆円です。国民総生産が470兆円として、つまり約半分が「絶対くだらなくないもの」ではないということになります。つまり誰かからの目で見れば「くだらないもの」。
でもその部分が未来なんだと思うようになりました。たとえば農家さんの顔写真が載った野菜を普通より高い値段で買うとします。それは人によっては「くだらない」絶対買わないものでしょう。でもそんな野菜が素晴らしいと考えて買うならば、そのおかげで農家さんの暮らしが少し楽になり、耕作放棄地が少し減るかもしれません。農家さんに渡ったそのお金は今度は農家さんがいいと思う物に届くという話は以前お金は連鎖する「いいね!」 で考えました。誰もが必要ではない物を買うことは、少しだけ未来に影響します。
しかも、そういう誰もが必要ではない物買う力こそが景気を支えているわけで、
1本何万もするワインを買っちゃう人も、(中略)Apple製品をお布施のように追いかけ続ける人もいるから世の中楽しい。何かにバカになれるってすごいことだ。自分がよくわからないものにお金を費やしてる人を見た時、それだけお金を使わせちゃう引力すごいなーどういうプロセスでハマりこんでいくんだろう?って方に思考を持っていける方が健全な気がする。その力が景気を作って行くのかなあと思いました。
最近誰かがツイッターで「寄附にゲーミフィケーション取り入れて、世界中の資産家が先を争って寄付するようにしようぜ」とおっしゃってましたが、AKB48の知見を使って、同じような仕組みで世界の資産家がCD買い占めてくれて、で売上が寄付にまわるようになったら楽しそうです。庶民からしたら、「バフェット氏とランチ」の権利と同じくらいなんでそんなもんに何億も出せるのかさっぱり分かりませんがみたいな。
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