2012年09月05日

21世紀、魔法の調味料〜瀬戸鉄工〜

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 先週は魔法のような食品を次々生み出す中国地方、期待の星、瀬戸鉄工さんにお邪魔しました。広島県呉市にあります。写真は近所の高台から撮った瀬戸内海。美しいです。

 この会社は瞬間高温高圧焼成法という技術を持っていて、魚介や野菜を瞬時に薄焼き煎餅みたいにできます。火を通した上、組織を壊すので、簡単にしっかりした出汁が取れるようになります。コメだと、ぬるま湯でおかゆができます。同じように加工したふぐやしょうがやニンジンなどを加えてから作れば、濃厚で風味の高い雑炊があっという間にできます。贅沢な朝食が1分でできるよとのことでした。20世紀はこれを化学調味料で実現しましたが、21世紀は添加物なし!で同じ魔法ができるのです。しかも食材丸ごと、味の複雑さは天と地の差〜。
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これらを混ぜてお湯を加えるだけで贅沢な雑炊が・・・


 こちらがその魔法を生み出す装置。横におられるのは案内してくださった上田さん。
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 この日はコメを加工していました。
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 これだけでもぱりぱりふわふわでおいしいんですよ。後でおかゆでも頂きました。

 さて、この加工のすごいところは、おいしいだけではありません。この加工を使えば、本来なら捨てているような部分も利用することができます。形の悪いものを使うこともできます。イチゴの葉を加工するとお茶になるように、本来食べられないものも食べられるようになります。またブルーギルといった害獣の幼魚を利用可能にできます。害獣は大きくなってから取れば、普通に料理などに利用できますが、それではすでにたくさん食べ散らかされています。ですから、小さい時に駆除したいのですが、そうすると利用が難しくなる問題があるのです。

 また単に加工できるというだけでなく、これら未利用資源をちゃんと売れるものに仕立てる手腕こそがこの企業の本当の強みです。単に捨ててるものを加工してこれ食べられるねだけでは、まったく商品になりません。それを商品にまで持って行くところが一番大変なところなのです。NPO未利用資源事業化研究会(通称「未利研」)の活動として伺いましたが、この企業に見習って未利研でもばんばん未利用資源を事業化していきたいものです。

 瀬戸鉄工さん、上田さん、本当にありがとうございました。

・併せてどうぞ
次々新商品が生まれる広島市のホットな拠点「SO@R ビジネスポート」とは】この会社はSO@Rさんに教えてもらいました。
posted by 産業創出ネットワーク at 10:00 | TrackBack(0) | 記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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